KKT医療ナビ! Dr.テレビたん | 社会福祉法人 恩賜財団 済生会熊本病院

特徴2

地域医療と予防医学、医療人の育成~地域に求められる病院として~

転院後も患者さんが安心して治療を継続することができる
「顔の見える関係づくり」

当院では、地域の医療機関などと協力し、「連携医療」を行っています。「連携医療」とは、ひとつの医療機関が初診から回復まですべて担うのではなく、各医療機関や施設がそれぞれの特性を活かして患者さんに質の高い医療を提供することを目指すものです。

例えば、医療機関は、その役割に応じて以下の3種に分けることが出来ます。

  • 一刻を争い、高度な検査や緊急手術を要する急性期の病気の治療をする病院
  • 急性期が終わり、健康な状態へ回復するまでの治療を継続する病院
  • 日常的に診療、健康相談をする病院

患者さんに当院を退院した後、健康な状態へ回復するまで別の病院へ転院していただいたり、日常的な外来診療については、地域のかかりつけの医療機関へ通うことをお勧めしています。

医師や看護師は、転院に際して十分な説明を行い、場合によっては医療ソーシャルワーカが患者さんの社会的な立場や病状を熟慮して転院先を調整します。時には、転院先の医療機関から医師が当院へ来て情報を共有することもありますし、当院から医療機関へつねに足を運び、情報の共有をはかっています。こうした「顔の見える関係づくり」を行うことで患者さんの転院後の不安を軽減することに努めています。

健診センターと連携して、早期発見・早期治療

早期がんの治癒率は高く、早くがんをみつけることで、患者さんの体に負担の少ない治療方法は選択できます。当院の健診センターでは、がん検診として、これまでの内視鏡検査より体の負担が少ない大腸CT検査や、着衣のまま検査が出来るPET-CT検査を実施しています。

地域に必要とされる人材育成

医療現場に異なる専門性や技術を有する複数のスタッフがチームを形成して働いています。このため、一人ひとりの専門性や技術水準が高レベルであることはもちろん、チームとしての使命や価値観を全員が共有し、強く結束することが鍵となります。互いの意思を確かめあい、情報を共有することはとても大切です。

当院では、こうした教育に力を入れ、2004年に人材開発室を立ち上げました。注射や応急処置、手術の手技をトレーニングできるシミュレーション室や自己学習が可能なeラーニング環境を整備しています。また、さまざまな経験を通し、患者さんの視点から考え、行動できるスタッフの育成を行っています。